家は単なる居住空間ではなく家族の思い出が宿る存在です

家と言うのは単に居住するための建築物と言う以上に、思い出の詰まったものです。私は結婚時に中古住宅を購入し、バブルの時期を経て、新築建売住宅を購入しました。

結婚時に購入した中古住宅を下取りしてもらって、新居に移り住む時は、居住していた中古住宅を手放す事に何の感情も湧きませんでした。それは、10年程度と居住時間が短かった事と、新居に移れる嬉しさが勝っていたからでしょう。

しかし、都会の下町に住む実家に対してはやはり思い入れに似た感情があります。両親が貧しい中で購入し、少しづつ手を入れて私達を育て上げ、孫にあたる私達の子供達も良く遊びに出かけた実家です。

老朽化が進んでいますが、一人暮らしの母が少しでも快適で明るい雰囲気で生活できるように、室内外の壁の塗装をDIYで行ったり、バリアフリー化のリフォームも手配して行いました。

自分の小さい頃の思い出が詰まり、女房と共にリフォームのために汗を流した思い出もあります。母に万が一の事があり、この家を手放す時の事を考えただけで、自分の歴史の一部が消えてしまう様に感じてしまいます。

自分が購入した新築建売住宅にも、何度もリフォームの手を入れました。子供たちがこの家を引き継ぎ、処分する時にも、私の実家に対する思いと同じ思いを抱くのでしょうか、、。

やはり、家には家族の生活の歴史が宿るものであり、単なる居住空間を超えた存在なのですネ。